自動車のオイル交換時期は、オイル性能や、オイル減少限界を考慮に入れた距離・期間として下記のものが取扱説明書に指定されている。この基準は、現在の国産車においてほぼ共通したものとなっている。(旧車においてはこの限りではない。)
【自然吸気エンジン】(直噴エンジン・ロータリーエンジンを除く)
交換後走行距離10,000から15,000km
交換後1年
(上記の内、どちらかに達した時点で交換)
【過給機(ターボ・スーパーチャージャーなど)付きエンジン】
交換後走行距離5,000km
交換後半年
(上記の内、どちらかに達した時点で交換)
シビアコンディションで使われた車の場合は概ねこの半分の期間での交換が指定されている。 尚、シビアコンディションの定義は、メーカー(自動車製造会社)により多少の差異は有るが概ね、以下の様に定義している場合が多い。
星と光たち
オリンピックの驚き
海のお話
ウサギの秘密
めの付く言葉
音楽歴史
まの付く言葉
バレンタインデー
たばこ禁煙
酒に飲まれて
皮膚科学
為替
アーチェリー
ボイスドラマ
九州
カポエラ
ビオトープ
縄跳び
包装
ソフトボール
一回の走行距離が、7.0km以下の走行の繰り返しの場合(所謂、チョイノリ)。
登阪路等の、高回転・高トルクを必要とする走行。
未舗装路等の、粉塵の多い道路の走行。
すすの出易いガソリン直噴エンジンやロータリーエンジン、は、自然吸気のガソリンエンジンよりもエンジンオイルにとって厳しい条件となるため、取扱説明書でも短期の交換が推奨されている場合が多い。また、専用純正オイルが用意されている場合もある。 例:三菱自動車は、かつてGDIエンジン専用オイルを用意していた (その後に汎用の純正オイルの品質を改善したため、現在はGDIも通常の三菱純正オイルが使用される)
20,000から30,000km無交換でよいとされる車種もある。オイル容量の多さ、酸化等の劣化が進みにくい特性を持つPAO等を主成分とした100%化学合成油を指定オイルとしたドイツメーカーの車種では、環境保護を目的として国産車より長い交換サイクルが指定される。また、最近では、センサーによりオイルの状況を感知しオイル交換の時期を指示する車両も現れている。
これらの取扱説明書による規定は保証期間内でエンジンに支障をきたさないために自動車メーカーとして定めた最低限の要求であり、オイル自体の劣化は徐々に進んでいる、推奨値を最大として使用条件により早めに交換したほうが良いという意見がある。しかし、現在は製造物責任法により取扱説明書の記述に欠陥がある場合は製造物の欠陥と同格に扱われることが規定されており、不具合に繋がる危険性を十分に排除した記載が製造者側に求められていることから、指定交換時期は余裕を持って設定されているとの見解もある。
一部オイルメーカー・ガソリンスタンド・カー用品店・自動車整備工場等では3,000から5,000kmごとの交換を推奨している。その根拠として、3,000から5,000km程度走行するとエンジンの機械的な騒音が多少高くなることやオイルが汚れて黒くなることなどを挙げている。しかしながら、これら言説では劣化状況の説明として不十分である。エンジンの騒音の原因は機構上問題が無い程度の粘度の低下が主であり、多少大きくなっても直ちにエンジンが故障するものではない。また、オイルが黒くなるのはオイルの清浄作用によるものであり、1,000kmほどでかなり黒くなっている。黒くなったから直ちに性能が劣るというものでもない。
これらの業者により、オイルの特性による正常な現象を故障に結びつく要因として消費者の不安を煽るような表現を用いた交換推奨が行われるのは、頻繁なオイル交換によるオイルそのものの拡販、来店頻度を増やすことによる整備用品拡販・整備業務受注の拡大を狙ったものという批判がある。オイルメーカーは、環境問題への配慮から交換時期を長期化したロングドレインオイルの開発が求められている。学術的研究としては長寿命化に取り組んでいながら、広報上は一般的取扱説明書記載時期よりかなり短期での交換を推奨をするオイルメーカーもあり、そうした不誠実な対応もこの疑惑を強めている。逆に、極端な短期で強く推奨をしなければ、オイル交換だけでなくエンジンルーム内の必要な点検や整備をしない消費者も多いため、良心から意図的に短期推奨を行っているという擁護的見解もある。
他にメーカー指定よりも交換推奨距離が短くする理由として、オイル劣化の度合による部品磨耗リスクの増大がある。極端に交換推奨距離を短くしている場合は、摩耗防止性能が新油の7~8割程度に劣化する距離で設定されていることが多い